
| 和色名 | 京紫 |
|---|---|
| 読み | kyomurasaki |
| HEX | #9D5B8B |
| RGB | 157, 91, 139 |
この色の由来・歴史
京紫(きょうむらさき)は、日本の伝統色の一つで、紫色の中でも特に深みのある色合いを指す。由来は、平安時代に京都で生産された紫染めの技術にある。特に、紫根(しこん)という植物から抽出された染料が用いられ、貴族や皇族の衣服に多く使用された。
この色は、当時の高貴さや格式を象徴し、紫色は身分の高い者にのみ許された色とされていた。江戸時代には、商業的な染色技術が発展し、京紫は一般にも広まったが、依然として高級感を持つ色として認識されている。

