
| 和色名 | 墨染 |
|---|---|
| 読み | sumizome |
| HEX | #4F4F48 |
| RGB | 79, 79, 72 |
この色の由来・歴史
墨染(すみぞめ)は、日本の伝統的な染色技法で、主に墨を用いて布を染める方法である。墨は炭素を主成分とし、黒色を呈するため、深い色合いが特徴である。
この技法は、平安時代から用いられ、特に武士や僧侶の衣服に好まれた。墨染は、耐久性が高く、色褪せにくい特性を持つため、実用性も重視されていた。また、墨の持つ精神的な意味合いから、厳粛な場面でも用いられることが多かった。
近年では、墨染の技術が再評価され、伝統工芸としての地位を確立している。

