朽葉色 (kuchibairo)

和色図鑑
朽葉色
和色名 朽葉色
読み kuchibairo
HEX #896A45
RGB 137, 106, 69

この色の由来・歴史

朽葉色(くちばいろ)は、日本の伝統色の一つで、枯れた葉の色を表現している。主に茶色とオレンジが混ざった温かみのある色合いである。この色名は、秋に落ちた葉が朽ちていく過程から由来している。

歴史的には、平安時代から用いられ、特に和服や工芸品において好まれた。自然の色彩を基にした日本の美意識を反映しており、季節感や移ろいを重視する文化に根ざしている。近年では、伝統的な色彩の再評価が進み、現代のデザインにも取り入れられている。

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