杏 (anzu)

和色図鑑
杏
和色名
読み anzu
HEX #F7B977
RGB 247, 185, 119

この色の由来・歴史

「杏(あんず)」は、日本の伝統色の一つで、果実である杏の色に由来する。杏は古くから日本に伝わり、特に奈良時代から平安時代にかけて栽培されていた。

この色は、淡いオレンジ色から薄いピンク色の範囲を持ち、春の訪れを象徴する色としても知られている。日本の美術や染色において、杏色は優雅さや穏やかさを表現するために用いられ、特に和服や和室の装飾に多く見られる。

また、杏の果実は食用としても人気があり、文化的にも重要な位置を占めている。色彩としての「杏」は、自然の美しさを反映した日本の伝統的な色合いである。

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