
| 和色名 | 桑染 |
|---|---|
| 読み | kuwazome |
| HEX | #64363C |
| RGB | 100, 54, 60 |
この色の由来・歴史
桑染(くわぞめ)は、桑の葉を用いて染色された日本の伝統色である。主に江戸時代から明治時代にかけて、養蚕業が盛んだった地域で発展した。
桑の葉は蚕の飼料として重要であり、その副産物として得られた染料が利用された。桑染は、自然な色合いと柔らかな風合いが特徴で、特に和服や小物に用いられた。
この色は、農村の生活や文化と深く結びついており、地域ごとに異なる染色技術や色合いが存在する。桑染は、持続可能な素材を使用した伝統的な染色法として、現代でも注目されている。

