
| 和色名 | 涅色 |
|---|---|
| 読み | kuriiro |
| HEX | #433634 |
| RGB | 67, 54, 52 |
この色の由来・歴史
涅色(くりいろ)は、日本の伝統色の一つで、暗い茶色から黒に近い色合いを持つ。由来は、仏教用語の「涅槃(ねはん)」に関連し、死後の安らぎや静けさを象徴する色とされる。
この色は、古代から中世にかけて、特に僧侶の衣服や仏具に用いられ、宗教的な意味合いを持っていた。また、江戸時代には、庶民の間でも広まり、日常生活の中で使われるようになった。涅色は、自然界の色素や染料を用いて作られ、伝統的な染色技術が受け継がれている。

