
| 和色名 | 深紫 |
|---|---|
| 読み | fukamurasaki |
| HEX | #4A225D |
| RGB | 74, 34, 93 |
この色の由来・歴史
深紫(fukamurasaki)は、日本の伝統色の一つで、濃い紫色を指す。この色は、古代から貴族や武士階級に好まれ、特に平安時代には高貴な色とされていた。紫は、紫草(むらさきぐさ)から染められることが多く、その染料は希少であったため、富や地位の象徴とされた。
また、深紫は「紫式部」や「源氏物語」といった平安文学にも登場し、文化的な重要性を持つ。江戸時代には、深紫の着物が流行し、庶民にも広がったが、依然として高貴な色としてのイメージは残っている。

