濃墨 (nouzumi)

和色図鑑
濃墨
和色名 濃墨
読み nouzumi
HEX #2F4F4F
RGB 47, 79, 79

この色の由来・歴史

濃墨(のうずみ)は、日本の伝統色の一つで、深い黒色を示す。由来は、墨の中でも特に濃いものを指し、主に書道や絵画に用いられていた。墨は、炭素を主成分とし、植物や動物の油脂と混ぜて作られる。

歴史的には、平安時代から江戸時代にかけて、濃墨は文人や画家に好まれ、特に書道の作品においてその濃さが重要視された。濃墨は、雅や品位を表現する色としても重宝され、現代においても日本の美意識を象徴する色として位置づけられている。

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