濡羽色 (nurebairo)

和色図鑑
濡羽色
和色名 濡羽色
読み nurebairo
HEX #000B00
RGB 0, 11, 0

この色の由来・歴史

濡羽色(nurebairo)は、日本の伝統色の一つで、深い黒色に近い青みがかった色合いを持つ。名前の由来は、濡れた羽根のような光沢感から来ている。江戸時代には、特に武士や貴族の間で好まれ、衣服や装飾品に多く用いられた。

この色は、染料として藍や黒染めが使用され、独特の深みを持つことから、格式のある場面で重宝された。また、濡羽色は、静謐さや品格を象徴する色としても認識されており、日本の美意識を反映した色彩である。

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