白橡 (shirotsurubami)

和色図鑑
白橡
和色名 白橡
読み shirotsurubami
HEX #DCB879
RGB 220, 184, 121

この色の由来・歴史

白橡(しろつるばみ)は、日本の伝統色の一つで、淡い灰色がかった茶色を指す。色名は、白橡の木の樹皮の色に由来している。この色は、古くから日本の工芸や染色に用いられ、特に和服や屏風などに多く見られた。

歴史的には、平安時代から室町時代にかけて、白橡は貴族や武士階級の間で好まれた色であり、格式や品位を表現するために使用された。江戸時代には、庶民の間でも広まり、さまざまな日常品に取り入れられた。白橡は、自然の素材を基にした色彩の美しさを象徴するものであり、日本の文化に深く根付いている。

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