
| 和色名 | 砥粉色 |
|---|---|
| 読み | tonokoiro |
| HEX | #F4DDA5 |
| RGB | 244, 221, 165 |
この色の由来・歴史
砥粉色(とこいろ)は、日本の伝統色の一つで、淡い灰色がかった色合いを持つ。由来は、砥石の粉から名付けられたとされる。砥石は、刀や刃物を研ぐために使用され、特に武士階級にとって重要な道具であった。
歴史的には、江戸時代において、砥粉色は武士の装束や家紋に使われることが多く、落ち着いた印象を与える色として重宝された。また、茶道や書道などの日本の伝統文化においても、砥粉色は心を落ち着ける色として好まれた。近年では、和風のインテリアやファッションにおいても人気があり、伝統と現代が融合した色として再評価されている。

