
| 和色名 | 納戸 |
|---|---|
| 読み | nando |
| HEX | #4682B4 |
| RGB | 70, 130, 180 |
この色の由来・歴史
納戸(nando)は、日本の伝統色の一つで、青みがかった濃紺の色合いを指す。名前の由来は、納戸という収納場所に関連しており、古くから衣服や道具を保管するための空間を示していた。
歴史的には、平安時代から江戸時代にかけて、武士や上流階級の衣服に多く用いられた。特に、納戸色は落ち着いた印象を与えるため、格式のある場面で好まれた。江戸時代には、染色技術の発展により、より鮮やかな納戸色が生まれ、広く普及した。現在でも、伝統的な和装や工芸品において重要な色として位置づけられている。

