
| 和色名 | 紛紅 |
|---|---|
| 読み | magaibeni |
| HEX | #FB3C02 |
| RGB | 251, 60, 2 |
この色の由来・歴史
紛紅(magaibeni)は、日本の伝統色の一つで、鮮やかな赤色を指す。由来は、江戸時代に流行した「紛紅染め」にある。この染色技法は、紅花から抽出された色素を用いており、特に女性の着物や装飾品に多く用いられた。
紛紅は、平安時代から存在していたが、江戸時代に入るとその人気が高まり、特に武士や町人の間で好まれた。色の鮮やかさと深みから、祝い事や特別な場面での使用が一般的であった。現在でも、伝統的な和装や工芸品において重要な色として位置づけられている。

