
| 和色名 | 緋褪 |
|---|---|
| 読み | hisame |
| HEX | #922628 |
| RGB | 146, 38, 40 |
この色の由来・歴史
緋褪(hisame)は、日本の伝統色の一つで、鮮やかな赤色を基調とした色合いである。この色は、主に染料として使われる「紅花」や「藍」といった天然素材から得られ、特に平安時代から江戸時代にかけて広く用いられた。
緋褪は、武士や貴族の衣装、また神社の装飾などに使用され、重要な色として位置づけられていた。特に、緋褪の色合いは、権威や高貴さを象徴するものであり、儀式や祭りにおいても重要な役割を果たした。近代に入ると、合成染料の普及により使用頻度は減少したが、伝統文化の中で今なおその存在感を保っている。

