群青色 (gunjouiro)

和色図鑑
群青色
和色名 群青色
読み gunjouiro
HEX #465DAA
RGB 70, 93, 170

この色の由来・歴史

群青色(ぐんじょういろ)は、深い青色を指し、特に藍色と青色の中間に位置する色である。この色は、古代から日本の絵画や染色に用いられ、特に浮世絵や屏風絵において重要な役割を果たした。

群青は、天然の顔料である群青(ウルトラマリン)から得られ、貴重な素材として重宝された。平安時代から江戸時代にかけて、群青色は高貴さや神聖さを象徴し、主に貴族や武士の衣服や装飾品に使用された。近代に入ると、合成顔料の発展により、より安価に入手可能となり、一般の人々にも広がった。

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