
| 和色名 | 苗色 |
|---|---|
| 読み | naeiro |
| HEX | #86C166 |
| RGB | 134, 193, 102 |
この色の由来・歴史
苗色(naeiro)は、日本の伝統色の一つで、若い植物や新芽の色を表現したものである。具体的には、淡い緑色が特徴で、春の訪れを象徴する色として古くから親しまれてきた。
この色は、平安時代の文学や絵画にも見られ、特に「源氏物語」などの作品において、自然の美しさや季節感を表現するために用いられた。苗色は、農業社会において重要な意味を持ち、豊穣や再生の象徴とされていた。
また、染色技術の発展とともに、さまざまな染料を用いて再現され、現代でも伝統的な衣服や工芸品に利用されている。

