
| 和色名 | 蝋色 |
|---|---|
| 読み | roiro |
| HEX | #2B2B2B |
| RGB | 43, 43, 43 |
この色の由来・歴史
蝋色(ろいろ)は、日本の伝統色の一つで、深い黒色を呈する。主に、蝋燭や漆器の表面に見られる色合いから名付けられた。蝋燭は古くから日本で使用され、特に平安時代から鎌倉時代にかけて、貴族や寺院で重宝された。
この色は、漆の塗り重ねや、特定の材料を用いた染色技術によって生み出される。蝋色は、格式や品位を表す色として、和服や工芸品に多く用いられ、特に黒漆の器や装飾品にその美しさが際立つ。近年では、伝統文化の再評価に伴い、再び注目を集めている。

