
| 和色名 | 赤丹 |
|---|---|
| 読み | akani |
| HEX | #CE5242 |
| RGB | 206, 82, 66 |
この色の由来・歴史
赤丹(あかに)は、日本の伝統色の一つで、赤色の一種である。由来は、古代から用いられていた天然の顔料「丹(に)」にある。丹は、鉄分を含む鉱石を焼成して得られるもので、鮮やかな赤色を呈する。
歴史的には、平安時代から用いられ、特に貴族や武士の衣装、装飾品に多く見られた。赤丹は、神聖な色とされ、神社や寺院の建築にも使用された。江戸時代には、浮世絵や染物においても広く利用され、現在でも伝統工芸において重要な色として位置づけられている。

