
| 和色名 | 躑躅 |
|---|---|
| 読み | tsutsuji |
| HEX | #E95295 |
| RGB | 233, 82, 149 |
この色の由来・歴史
「躑躅(つつじ)」は、日本の伝統色の一つで、主にツツジの花の色に由来する。ツツジは日本各地に自生し、春に鮮やかな花を咲かせることから、古くから親しまれてきた。
この色は、淡い赤紫から濃い赤色を含む範囲で表現されることが多い。平安時代の文学や絵画にも登場し、特に「源氏物語」などでは、自然の美しさを象徴する花として描かれている。
また、躑躅の色は、着物や工芸品にも多く用いられ、季節感を表現する重要な要素となっている。色名としての「躑躅」は、江戸時代に確立され、現在でも日本の文化に深く根付いている。

