鉛 (namari)

和色図鑑
鉛
和色名
読み namari
HEX #787878
RGB 120, 120, 120

この色の由来・歴史

「鉛(namari)」は、日本の伝統色の一つで、灰色がかった青みを帯びた色合いを指す。名称は鉛の金属から由来し、鉛の色合いを反映している。

歴史的には、鉛は古代から金属として利用され、特に江戸時代には絵具や染料としても使用された。鉛を含む顔料は、絵画や工芸品において重要な役割を果たし、特に浮世絵などに多く見られる。

鉛色は、落ち着いた印象を与えるため、和室の内装や衣服にも用いられ、伝統的な美意識を表現する色として重宝されてきた。

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