錆青磁 (sabiseiji)

和色図鑑
錆青磁
和色名 錆青磁
読み sabiseiji
HEX #86A697
RGB 134, 166, 151

この色の由来・歴史

錆青磁(sabiseiji)は、日本の伝統的な陶磁器の色合いで、青緑色を呈する。主に中国の青磁に影響を受け、特に宋代の青磁がその源流とされる。日本では、鎌倉時代から室町時代にかけて、青磁の技術が導入され、独自の発展を遂げた。

この色は、鉄分を含む釉薬が酸化した結果、独特の錆びたような青緑色が生まれる。特に、朝鮮半島からの影響を受けた日本の陶芸において、錆青磁は重要な位置を占めており、茶道具や食器として広く用いられた。

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