
| 和色名 | 錆鼠 |
|---|---|
| 読み | sabinezumi |
| HEX | #47585C |
| RGB | 71, 88, 92 |
この色の由来・歴史
錆鼠(sabinezumi)は、日本の伝統色の一つで、灰色がかった茶色を指す。名前の由来は、錆びた金属の色合いに由来している。江戸時代には、武士や町人の衣服に多く用いられ、特に地味で落ち着いた色合いが好まれた。
この色は、自然界の色合いを模倣したものであり、特に土や石の色に近い。日本の美意識において、控えめでありながら深みのある色彩は、和の文化において重要な役割を果たしている。近年では、伝統的な色彩として再評価されている。

