
| 和色名 | 露草 |
|---|---|
| 読み | tsuyukusa |
| HEX | #2EA9DF |
| RGB | 46, 169, 223 |
この色の由来・歴史
露草(つゆくさ)は、日本の伝統色の一つで、主に露草(Commelina communis)の花の色に由来する。露草は日本各地に自生し、青紫色の花を咲かせることから、この色名が付けられた。
歴史的には、平安時代の文学や絵画において、露草の花は美しさや儚さの象徴として描かれることが多かった。特に『源氏物語』などの古典文学において、露草は重要なモチーフとなっており、自然との調和を表現している。
この色は、江戸時代以降、着物や工芸品に広く用いられ、現代においても日本の伝統文化を象徴する色として親しまれている。

