鬱金 (ukon)

和色図鑑
鬱金
和色名 鬱金
読み ukon
HEX #F7C114
RGB 247, 193, 20

この色の由来・歴史

鬱金(うこん)は、日本の伝統色の一つで、主に黄色がかったオレンジ色を指す。色名は、鬱金香(うこんこう)という植物に由来し、その花や根から得られる染料が用いられた。

歴史的には、平安時代から使用され、貴族や武士の衣服に多く見られた。特に、鬱金は高貴な色とされ、重要な儀式や祭りにおいても用いられた。江戸時代には、染色技術の発展により、より鮮やかな色合いが実現され、広く普及した。

現在でも、鬱金は日本の伝統文化や美術において重要な位置を占めている。

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