鶯茶 (uguisucha)

和色図鑑
鶯茶
和色名 鶯茶
読み uguisucha
HEX #715C1F
RGB 113, 92, 31

この色の由来・歴史

鶯茶(うぐいすちゃ)は、日本の伝統色の一つで、淡い黄緑色を指す。名前の由来は、春に鳴く鶯(うぐいす)の羽色に由来している。この色は、特に茶道や和菓子の世界で好まれ、自然の美しさを表現する色として重視されてきた。

歴史的には、平安時代から用いられ、文献にもその名が見られる。江戸時代には、着物や和装小物に多く使われ、特に春の装いにふさわしい色とされていた。鶯茶は、穏やかで落ち着いた印象を与え、和の文化に深く根付いた色である。

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