黄櫨染 (kourozen)

和色図鑑
黄櫨染
和色名 黄櫨染
読み kourozen
HEX #7D532C
RGB 125, 83, 44

この色の由来・歴史

黄櫨染(こうろぜん)は、日本の伝統的な染色技法であり、主に黄櫨(こうろ)という植物の樹皮から得られる染料を使用する。

この色は、平安時代から用いられ、特に貴族や武士の衣服に好まれた。黄櫨染は、深い黄色からオレンジ色の色合いを持ち、温かみがあることから、秋の季節感を表現する色としても知られる。

また、黄櫨染は、武士の位や身分を示す色としても重要であり、特に高貴な階級に属する者が着用した。江戸時代には、黄櫨染の技術がさらに発展し、現在でも伝統工芸として受け継がれている。

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