
| 和色名 | 黄蘗色 |
|---|---|
| 読み | kihadairo |
| HEX | #FCF16E |
| RGB | 252, 241, 110 |
この色の由来・歴史
黄蘗色(きはだいろ)は、日本の伝統色の一つで、黄蘗(きはだ)という植物から得られる染料に由来する。黄蘗は、古くから日本で薬用植物として利用され、特にその樹皮から抽出される黄色い染料が有名である。
この色は、平安時代から使用されており、特に貴族や僧侶の衣服に多く見られた。黄蘗色は、明るい黄色から淡い黄色までの色合いを持ち、温かみのある印象を与える。江戸時代には、商業的な染色技術が発展し、一般庶民にも広がった。現在でも、伝統的な和装や工芸品において重要な色として位置づけられている。

