
| 和色名 | 黄 |
|---|---|
| 読み | ki |
| HEX | #FFD900 |
| RGB | 255, 217, 0 |
この色の由来・歴史
日本の伝統色「黄(き)」は、古代から重要な色として位置づけられてきた。特に、平安時代には貴族の衣装や装飾に多く用いられ、地位や富の象徴とされた。
黄は、自然界においても豊穣や生命を象徴する色であり、稲穂や果実の色に見られる。さらに、仏教においては、智慧や悟りを表す色としても重視され、僧侶の袈裟にも使用された。
江戸時代には、黄土色や金色が流行し、さまざまな工芸品や染物に取り入れられた。現在でも、黄は日本の文化や芸術において重要な役割を果たしている。

