
| 和色名 | 鼠色 |
|---|---|
| 読み | nezumiiro |
| HEX | #949495 |
| RGB | 148, 148, 149 |
この色の由来・歴史
鼠色(ねずみいろ)は、日本の伝統色の一つで、灰色がかった茶色を指す。名前の由来は、ネズミの毛色に似ていることから来ている。
この色は、平安時代から用いられ、特に武士や貴族の服装に多く見られた。地味でありながらも落ち着いた印象を与えるため、格式のある場面でも好まれた。江戸時代には、庶民の間でも広まり、さまざまな染色技術によって表現されるようになった。
鼠色は、他の色との組み合わせがしやすく、和装やインテリアにおいても重宝されている。現代においても、伝統的な美意識を反映した色として評価され続けている。

