紅 (beni)

和色図鑑
紅
和色名
読み beni
HEX #CB1B45
RGB 203, 27, 69

この色の由来・歴史

「紅 (beni)」は、日本の伝統色の一つで、主に植物の赤い染料から得られる色である。特に、紅花(ベニバナ)から抽出された色素が有名で、平安時代から使用されてきた。

歴史的には、貴族や武士階級の衣服に多く用いられ、特に女性の着物や化粧品において重要な役割を果たした。紅は、華やかさと高貴さを象徴し、重要な儀式や祭りでも使用された。

また、紅は日本の文化において、幸福や繁栄を象徴する色としても位置づけられている。近年では、伝統的な染色技術の復興や、現代アートにおいてもその美しさが再評価されている。

タイトルとURLをコピーしました