紫紺 (shikon)

和色図鑑
紫紺
和色名 紫紺
読み shikon
HEX #3C2F41
RGB 60, 47, 65

この色の由来・歴史

紫紺(しこん)は、日本の伝統色の一つで、深い紫色を指す。由来は、古代から紫色が高貴な色とされ、特に貴族や皇族に好まれたことにある。紫色は、紫草(むらさきぐさ)や藍染めによって得られ、染料としての価値が高かった。

平安時代には、紫色が身分の象徴とされ、特に「紫の衣」は貴族の特権とされた。江戸時代には、紫紺は一般にも広まり、さまざまな用途で用いられるようになった。現在でも、紫紺は日本の伝統文化において重要な色として認識されている。

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