
| 和色名 | 藤納戸 |
|---|---|
| 読み | fujinando |
| HEX | #9790A4 |
| RGB | 151, 144, 164 |
この色の由来・歴史
藤納戸(fujinando)は、日本の伝統色の一つで、淡い紫色を指す。名前の由来は、藤の花の色合いに由来し、特に藤の花が咲く春に見られる柔らかな色調を反映している。
歴史的には、平安時代から用いられ、貴族の衣服や装飾品に多く見られた。特に、紫色は高貴な色とされ、身分の高い人々に好まれた。藤納戸は、そうした紫色の中でも特に柔らかい印象を与える色として、和服や染物に利用されてきた。近代においても、日本の美術やデザインにおいて重要な色として位置づけられている。

