柿渋 (kakishibu)

和色図鑑
柿渋
和色名 柿渋
読み kakishibu
HEX #A35E47
RGB 163, 94, 71

この色の由来・歴史

柿渋(かきしぶ)は、柿の果実から抽出される渋み成分を利用した染料である。主に日本で古くから使用され、特に江戸時代には広く普及した。

その色は、深い茶色から赤褐色で、耐久性があり、防水効果や抗菌作用も持つため、木材の塗装や布地の染色に用いられた。柿渋は、伝統的な日本の工芸品や和装の仕上げに欠かせない素材であり、現代でもその特性が評価されている。

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