
| 和色名 | 絹鼠 |
|---|---|
| 読み | kinunezumi |
| HEX | #DDDCD6 |
| RGB | 221, 220, 214 |
この色の由来・歴史
絹鼠(きぬねずみ)は、日本の伝統色の一つで、淡い灰色を指す。この色名は、絹のような柔らかさと、ねずみの毛色に由来している。
歴史的には、平安時代から用いられ、特に貴族や武士階級に好まれた。絹の染色技術が発展する中で、微妙な色合いが求められ、絹鼠はその代表的な色となった。江戸時代には、着物や帯の色として広く普及し、上品さを表現する色として重宝された。現代でも、和装やインテリアにおいて人気のある色である。

