蘇芳色 (suouiro)

和色図鑑
蘇芳色
和色名 蘇芳色
読み suouiro
HEX #973C3F
RGB 151, 60, 63

この色の由来・歴史

蘇芳色(すおういろ)は、赤紫色の一種で、主に蘇芳(スオウ)という植物から得られる染料に由来する。蘇芳は、古代から日本で利用されており、特に平安時代には貴族の衣服や工芸品に広く用いられた。

この色は、深い赤紫の色合いが特徴で、上品さと高貴さを象徴する色として重宝された。江戸時代には、染色技術の発展により、より多様な用途で使用されるようになった。現在でも、伝統的な和装や工芸品において、蘇芳色は重要な役割を果たしている。

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