
| 和色名 | 藤色 |
|---|---|
| 読み | fujiiro |
| HEX | #AFB4DB |
| RGB | 175, 180, 219 |
この色の由来・歴史
藤色(ふじいろ)は、日本の伝統色の一つで、淡い紫色を指す。この色名は、藤の花に由来しており、特に春に咲く藤の花の色合いを反映している。
歴史的には、平安時代から用いられ、貴族や武士の衣服に好まれた。藤色は、紫色の一種であり、紫は古来より高貴な色とされ、特に皇族や貴族の象徴とされていた。江戸時代には、一般庶民にも広まり、さまざまな染物や工芸品に利用された。
その後も、藤色は日本の文化や美意識に深く根付いており、現代においても多くの場面で見られる色である。

