撫子 (nadeshiko) | 夏の襲の色目

襲の色目
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撫子 (nadeshiko) | 夏の襲の色目
和色名撫子
読みnadeshiko
季節
表の色蘇芳 (suou)
裏の色紫 (murasaki)

この色の由来・歴史

撫子(なでしこ)は、夏の季節にふさわしい「襲(かさね)の色目」の一つです。この色目は、表地に深い赤色を持つ「蘇芳(すおう)」、裏地には優雅な紫色を使っています。

撫子は、その名の通り、夏に咲く撫子の花に由来しています。撫子の花は、清々しい香りとともに、淡いピンクや赤の色合いが特徴です。この色合いは、平安時代の貴族たちの着物に特に好まれ、色彩感覚の豊かさを表現していました。

この配色は、夏の陽射しの下で揺れる花々を想起させ、涼やかな風を感じさせます。青空のもと、撫子の花が舞い踊る情景を思い浮かべると、心も和むことでしょう。平安時代の女性たちが、撫子の色目を纏い、優雅に歩く姿は、まさに自然の美を感じる瞬間です。

このように、撫子は日本の伝統色の中でも特に季節感を大切にした色目として、今もなお多くの人々に愛されています。

🎨 カラーコード(HEX値等)の表記について
当サイトで紹介しているカラーコード(HEX/RGBなど)は、複数の文献や資料を基に独自の基準で算出・掲載しています。
日本の伝統色は、染め方や時代背景、解釈する文献によって定義が異なるため、他の資料や参考書と数値が異なる場合がございます。デジタルの色表現における「ひとつの目安」としてあらかじめご了承ください。
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